早食いは薄毛の原因@髪のためにはゆっくり食事を!
発毛させるためには、毛母細胞へ栄養を届けることが大切になります。その栄養がどこから来ているのかというと、もちろん私たちの普段の食事からです。
そのため、育毛のためには普段の食生活がとても重要になってきます。なお、食事の中には次の記事で紹介したように、食べ過ぎると薄毛・抜け毛の危険性のあるメニューもあります。
薄毛の原因になりやすい食事メニュー
特に注意して頂きたいのが、脂質や塩分の多いメニューであったり、あるいは糖分の多いスイーツなどです。
ただし、重要なのは食べるメニューだけではありません。その食べ方もAGA(男性型脱毛症)の改善にはとても大切になります。具体的に何が大切かと言うと、ゆっくりと噛んで食事をすることです。
逆に早食いは薄毛を招く危険があるので要注意です!
早食いは血行悪化につながる
早食いをする人は基本的に噛む回数が少なります。ご存じの方も多いかと思いますが、噛まずに食事をすると満腹中枢が刺激されにくく、満腹感が得られにくくなるんですね。
そのため、早食いの人は食べ過ぎになる傾向にあります。当然のことながら、食べ過ぎはメタボや肥満の原因です。
以下の記事で解説したように、肥満体型の方は血行が悪化しやすいので、髪に栄養が届けづらくなります。そのため、早食いは肥満を招き、薄毛の原因にもなるわけです。
メタボや肥満が禿げ・薄毛の原因
それによく噛まない食生活は消化にも悪く、消化器系の内臓に負担をかけることになるため、健康面でも良くありません。髪は健康な体にこそ宿ると私は考えていますので、体を悪くする早食いはすぐに止めるべきです。
なお、早食いをやめるコツは、1口にあたりの噛む回数をあらかじめ決めておくことです。目安としては1口30回くらい噛めばOKです。
また、このようなことをお伝えすると、『仕事で忙しいんだから、そんなゆっくり食事をしている時間はない!』とおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、本当に時間はないでしょうか?
どんな会社であれ、労働時間が6時間を超え8時間以内の場合には45分、8時間を超える場合には1時間の休憩を取ることが【労働基準法34条1項】で義務付けられています。
ですので、その時間を使ってゆっくりと食事をするようにしてください。上記の休憩時間は、労働者に法律で認められた権利ですので、その休憩を食事に使うことに、何の問題もありません。
『1口30回噛む』これを食事中は意識するようにします。最初はアゴが疲れるかと思いますが、そのように疲れが出るのは、普段の食事で早食いをしている証拠です。薄毛改善と体の健康のためにも、ぜひ早食いの習慣はやめるようにしてくださいね。