酒は髪に良い・悪い?【禁酒で薄毛改善に成功した芸能人の話】
タバコを吸うことが髪に良いと思いますか?と質問した際に、『良い』と答える人はまずいないでしょう。健康に悪いのはもちろんですが、喫煙が原因で発生する悪玉コレステロールや、血流の悪化は髪にとっては良くはないものです。
AGAを改善したいなら、チャップアップやDeeper3Dのような育毛剤を使うより何より、『まずはタバコをやめることが先決』。そう、ハッキリと言えるくらいに、喫煙は髪にとって百害あって一利無しの習慣になります※。
※ タバコが髪に悪い理由については、次の記事で詳しく解説していますので、現在喫煙中あるいは禁煙中の方はぜひご覧になってください。
薄毛・禿げが嫌ならタバコはすぐやめよう@百害あって一利なし
では、タバコと同じく多く方の習慣としている『飲酒』については、どうでしょう。こちらも薄毛の原因になり得る習慣だと思いますか?
実は、飲酒については専門家の間でも、髪に悪いという方と良いという方が分かれています。そのため、誰に相談するのかによって、意見はバラバラです。
なお、それらの内でお酒が体に良いと回答する方の意見は、以下の通りになります。
■お酒が髪に良い派の意見
- 血行がよくなる
- ストレス解消になる
ちなみに当サイト管理人である毛助の考えは、『度が過ぎるお酒は髪にとって良くない』です。たしかに、適量の飲酒には上述したようなメリットがあることは事実です。
しかし、それ以上にデメリットに感じる点が多いため、私は過度な飲酒はお勧めしません。
では、どうしてアルコールが髪にとって悪いのか?その理由を続いて詳しく解説します。
アルコールはビタミンB2を大量に消費する
お酒やビールを飲んで体内で消化する過程で、アルコールは肝臓で分解されます。そして、アルコールを分解をするためには、大量ビタミンB1、ビタミンB2が必要です。
このビタミンB類は肌の代謝の関わる成分です。そのため、不足すると頭皮の代謝活動が適切に行われなくなるため、頭皮状態の悪化につながります。
また、アルコールを分解する際にはビタミンB群だけでなく、システィンやメチオニンといったアミノ酸も消費されますが、これらも髪の栄養となる成分ですので、育毛・発毛のためにはよろしくありません。
お酒が髪によくないさらに詳しい理由については、以下のページで詳しく解説していますので、よろしければそちらもご参考にしてください。
お酒が薄毛改善に効くのは本当?それともウソ?
以上がお酒を飲むことが薄毛・抜け毛の原因になる理由です。
ちなみに、私は芸能人の方の髪の状態もよくチェックしていますが、禁酒をして以降は髪の状態がみるみる回復している方もいらっしゃいます。
その芸能人というのは、スマップの『草彅剛(草なぎ剛)さん』です。
彼は2009年に港区の公園で、泥酔して全裸で大騒ぎする事件を起こしてから、2014年までの5年間を禁酒を続けています。
その禁酒に取り組む以前は私がテレビを見る限り、草なぎさんの薄毛は徐々に進行していました(あくまでの私個人の感想です)。特に2004年に『僕と彼女と彼女の生きる道』に出演以降は、パッと見でも薄くなってきたなぁと、感じるほどでした。
しかし、現在の彼の頭髪はどうでしょう?その当時よりも、あきらかに毛量はアップしていますし、今は全く薄毛だとは感じません。むしろ、同じグループ内の仲居さんの方が心配になってしまいます…。仲居さんのファンの方が読まれていたら、ごめんなさい<(_ _)>。
草なぎさんはあくまでも一例ですが、彼の場合は間違いなく禁酒をしたことが薄毛改善につながったと私は考えています。そのような例もありますので、今お酒を飲みすぎているという方は、その量を少しつ減らすことをお勧めします。
ちなみに、本文中ではお酒を減らすことも大切を偉そうに書きましたが、私も完全にお酒を断つことができている訳ではありません。飲む量は減らしましたが、今でも週1回はお酒を飲んでいます。
育毛活動は無理なく続けることが大切ですので、これを読んでいる方も草なぎさんのようにストイックに完全にお酒を断つのではなく、徐々にその量を減らすことを試してみてはいかがでしょう?
私のような週一ペースの飲酒なら、きっと無理なく続けられるはずですよ^^