メタボや肥満が禿げ・薄毛の原因になるのは本当なの?
『ハゲの人って、なんだか太っている人が多い気がする』、そんなことをあなたは感じたことがありませんか?
インターネットで掲示板サイトをチェックしてみても、【デブは禿げやすい】と多くの方が感じているようです。では実際のところ、薄毛と肥満には因果関係はあるのでしょうか?
この点については、私自身は『メタボと薄毛』に、因果関係があると感じています。そしてそのように感じる理由は、 肥満に体の変化は薄毛の原因になる3つの要素を含んでいるからです。
以下にその3つの体の変化について詳しく解説しますので、メタボや肥満気味で抜け毛も増えている気がするという方は、ぜひチェックしてみてください。
肥満が引き起こす薄毛の原因となる体調変化
1.高血圧になりやすい
脂肪の量が増えると体中の末梢血管が圧迫されるため、毛細血管への血流が悪くなります。いわゆる高血圧の症状ですね。
そして、毛母細胞や毛乳頭や毛細血管から栄養や酸素を受けるとため、その血流が悪くなるとしっかりと成長することができずに、抜け毛を引き起こしやすくなります。
これが肥満やメタボが薄毛を招く1つ目の原因です。
2.血中脂肪値が高くなりやすい
続いて2つ目の要因ですが、太り気味の方は中性脂肪値が高くなりやすいという特徴があります。この数値が上昇すると何が問題かと言いますと、血管が硬くなり動脈硬化が進んでしまうことです。医学用語で『脂質異常』と呼ばれる状態です。
脂質異常になり動脈硬化が進めば、血流も悪化してしまいます。そうなると、1の項目で書いたように毛根へ栄養を届けられなくなるので、抜け毛を誘発しやすくなるんですね。
3.ホルモンバランスを崩しやすい
体内に脂肪が蓄積されると、男性ホルモンや女性ホルモンのホルモンバランスが変化する可能性があります。それらの内で、抜け毛の原因となるのは男性ホルモンが過剰に分泌されたときです。
活性の強い男性ホルモンDHTはAGA(男性型脱毛症)の直接的な原因です。また、男性ホルモンは皮脂腺を刺激するので、皮脂の増加にもつながります。
適量の皮脂は頭皮の保湿のためには大切ですが、その量が増えすぎると脂漏性湿疹など症状を引き起こすため、頭皮にとってはよろしくありません。頭皮の状態悪化は抜け毛を誘発するため、髪にとっても良いないことです。
以上、肥満やメタボが薄毛を原因となる3つの理由となります。
なお、太り気味の体を解消するためには、有酸素運動に定期的に取り組むのおすすめです。例えば、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどなら、すぐ簡単に始められます。
別にスポーツジムやライザップへ行かなくても、運動着とスニーカーさえあれば有酸素運動なんてすぐにできますので、髪と体の健康のためにも、ぜひ無理のない範囲で運動に取り組んでくださいね。
ちなみに、管理人の毛助は週2・3回の頻度でジョギングをしています。次の記事で紹介したように、一時期は毎日仕事が終わってから走っていたのですが、膝を疲労骨折して以降はペースを減らしました。
発毛のために膝が疲労骨折してもジョギングを続けました
体に無理をしてまで無理をしては、疲労骨折まではいかなくても、捻挫になる可能性もあります。ですから、運動は無理のない範囲でスタートするようにしましょう(骨折をした私が言うのもなんですが^^;)。
私はジョギングやウォーキングをしていると、髪の変化を感じることができていますので、有酸素運動は個人的にはかなりおすすめの育毛法です^^